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<<   作成日時 : 2007/01/01 19:33   >>

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NTR学の体系化を目指す研究ページ。
論調も内容も一般向きではないので注意。
NTR初心者は解説ページへ。

<目次>
 ■NTRの意味
 ■略語化の意義
 ■NTR要件
 ■NTR要件の解釈
   @「寝(性交渉)」
    □ 「寝(性交渉)」の意味
    □ 「寝(性交渉)」の範囲
   A「取られ(被略奪)」
    □ 緒論
    □ 「取られ(被略奪)」の具体的意味。
    □ 結末論


■NTRの意味

『寝取られ』のローマ字表記「Ne To Rare」から来ている。

この点、『寝取り』(NeToRi)や『寝取らせ』(NeToRase)も
同じ略語で表記できるためそれらを含む総称という見解もある。
だが、知人のぽこ2氏(「NE研」管理人)に語の沿革を伺ったところ、
「NTR」は数年前に某巨大掲示板の寝取られ関連のスレッドで発生した、
寝取られもHR(孕ませ)のような略語を作ろう運動によって誕生したとのこと。
またNTRに対抗して『寝取り』を「NTL(NeToLi)」と略語化する運動もあった。
従って歴史的には『寝取られ』に用いることが望ましい。

実質的にもNTRは特殊な性的嗜好の新造語という側面があると思われるので、
少なくとも従来から存在していた『寝取り』に用いることは疑問ではある。


■略語化の意義

性的嗜好における「寝取られ」は本来の意味を限定的に解釈されている。
一般的な意味での「寝取られ」とは「恋人を奪われること」を意味するが、
性的嗜好の「寝取られ」は「愛する『女』を奪われる」ことだけを意味する。
逆のケースである女性が男を寝取られるパターンは含まれていない。

これには一定の理由がある。
一つは、男女の性差。
愛する人が犯されるという背徳で性的興奮できるのは男だけであり、
女性は寝取られに遭遇しても嫉妬はするが性的興奮まではしない。
もう一つは、寝取られ客体の資質。
男は性に能動的な動物である。
他の女からの誘惑に負けても「貞操を奪われた」という受身ではなく、
「他の女に手を出した」等の能動的な評価がなされてしまう。
これでは寝取られたというより節操がないだけである。

以上の点から、性的嗜好で用いられる「寝取られ」とは、
他の男に愛する女性を奪われるというケースに限定される。

また、各論の解釈分野でも大きな意味変化が起こっている。
たとえば一般的には寝取られ客体と恋人や妻と想定されているが、
現在は解釈により肉親(母・妹等)や幼馴染まで範囲が広がっている。

このように「性的嗜好の寝取られ」は独自の発展を遂げており、
一般的意味を超えて「NTR」「ネトラレ」として専門用語化する意味はある。


■NTR要件

『寝取られ(NTR)』は、その文言上、最低限の要件がある。

寝取られ=「」+「取られ

一般的に
@「寝」=性交渉
A「取られ」=奪われ=被略奪
と解釈することができる。

この二つの要件が寝取られ(NTR)の基本ルールである。
逆に言えば、このたった二つだけが要件であり、あとは解釈論となってくる。


■NTR要件の解釈

問題はここから。
@とA、ふたつの要件の解釈である。

@「寝(性交渉)」

□ 「寝(性交渉)」の意味
基本的には一般的意味での性交渉。つまり女性器への挿入行為を指す。
ただ根底にあるのは主人公に対する裏切りを意味する行為なので、
不貞という意味でアナル姦もこれに含めるという考え方が有力である。
更に発展して素股やディープキスなどの猥褻行為も含める立場もある。
この要件は各論者の性意識の厳格性潔癖性がそのまま反映されやすい。

【論点】「寝(性行為)」の主体。
NTR作品において「寝(性行為)」が介在するのは以下の二箇所。
@寝取り男がヒロインを寝取る手段
A主人公とヒロイン間の肉体関係
NTRにおける「寝(性行為)」は@を意味すると思われる。
NTRのメインは女を奪われる点にある。
主人公とヒロインの性交渉はオプション的な意味合いが強い。
 まず文言からも「寝」は「取られ」た手段と考えるのが自然。
@「寝取られ」=「ヒロインが(寝取り男と)寝て取られる」の略。
A「寝取られ」=「主人公と寝ているヒロインが(寝取り男に)取られる」の略。
この両者を比較すると前者の方が素直な解釈だと思われる。
 また「寝」を「A主人公とヒロイン間の肉体関係」とすると、
寝取り男とヒロインの性交渉を「取られ」の中に含める必要がある。
「取られ=性交渉」というのは一般的意味を逸脱しすぎているので、
寝取り男とヒロイン間の性交渉のない寝取られを許容する余地が出てしまう。
 実質的に考えても仮に「A主人公とヒロイン間の肉体関係」が前提ならば、
未だ肉体関係のない恋人や幼馴染の純潔が他の男に奪われるケースや、
婚前交渉のない婚約者の貞操が他の男に奪われるケースが除外されてしまう。
 ゆえに、肉体関係にない主人公・ヒロイン間であっても、
それ故にNTRの成立が否定されるということはない
と思われる。
この点は争いが少ない。


□ 「寝(性交渉)」の範囲
「寝取られる手段」である「寝(性交渉)」の範囲に制限があるか否か。

 (1)無制限説・・・性行為であれば手段は問わず。
  強姦・準強姦(薬物等による昏睡強姦)・和姦・調教・輪姦
  人外姦・寝取らせ、等々、寝取られる手段は問わない。
  最終的なNTR判断は「取られ(被略奪)」の解釈に委ねる。
 <批判> NTRの意味が広くなりすぎて固有概念性が希薄となる。

 (2)制限説・・・性行為類型(強姦・和姦・輪姦等)単位で排除する。
  NTRが薄くなると感じる性行為類型を除外する。
  NTRは定型があり、○○はその定型から外れるので除外する。
 <批判> あまりに個々人の主観的な排除に過ぎない。
    また手段にも段階があり最終的にNTRになる場合はある。

 (3)一部制限説・・・性行為類型を具体的に考察して排除の可能性を吟味する。
  原則として性行為であれば手段は問わないが一部に量的例外もありうる。
  手段の段階で一定の判断もした上で「取られ(被略奪)」の解釈に進む。
  {例: 
   ・強姦→行き過ぎた凌辱の場合は心神喪失を招くので不貞が想定しにくい。
   ・準強姦→薬漬け等も抵抗拒絶不能な状態であり不貞を想定しにくい。
   ・和姦→貞操観念が無さ過ぎるヒロインの場合は奪われたと評価しにくい。
   ・調教→純粋に肉体改造に終始する場合は奪われたとは評価しにくい。
   ・輪姦→あまりに複数犯すぎると性処理道具扱いになり不貞が想定しにくい。
   ・人外→当事者の一方が思考能力がない人外の場合まで略奪や不貞が想定できるか。
   ・寝取らせ→寝取らせ後のNTRすらも寝取らせプレイと評価していい場合もある。
}
 <批判> 個々人で細かい排除基準が異なり、統一的な論理が構築できない。


A「取られ(被略奪)」
NTR論の核となる要件。

□ 緒論

・『視点』

  <A>客観説(読者視点)・・・読者が奪われた事実を認識すること。
   「寝取られている」という光景に欲情できるかどうかが重要。
   読み手の客観視点は主人公の気持ち等も推測して楽しむことができる。
   <批判>物語上、不完全な寝取られを安易に認めてしまう。

  <B>主観説(主人公視点)・・・主人公が奪われた事実を認識すること。
   「寝取られる」という主観に感情移入できるかどうかが重要。
   NTRの本質が奪われた悲劇であるならば主人公の認識は必須である。
   <批判>一部始終を目撃している読者視点であればある程度補完はできる。


・『所有概念』

  当然だが、取られ(奪われ)る前提として所有という概念がある。
  自分のものでもないものを奪われたということはできないからだ。
  では、具体的にどのような状況下であれば、(言葉は悪いが)
  主人公がヒロインを所有していると評価することができるのか?

  [1]形式的判断・・・婚姻や恋人など社会的な形式をもって判断。
  社会的価値のあるカップル類型に適合して初めて所有と評価できる。
  →恋人同士ですらない者たちはお互いを所有しているとは言えない。
  <批判> 柔軟な対応ができない。幼馴染のケースが無条件に外れる。

  [2]実質的判断・・・形式に囚われず相互の愛情レベルで判断。
  相互の愛情があればお互いを所有していると評価することができる。
  →相互に愛情があれば交際に至らない時点でも所有状態といえる。
   逆に婚姻していても夫婦仲が破綻していれば所有状態ではない。
  <批判> 基準が曖昧。


□ 「取られ(被略奪)」の具体的意味。
「取られ(奪われ)る」とは?

 (1)肉体の被略奪(=ヒロインが男に犯されること)
  略奪と被略奪は主観的視点の違いに過ぎない。
  「寝」の時点で略奪となり寝取られが成立する。
  ∴NTR=愛する女性が他の男に犯されること。
  →終始、強姦のままで終わる強姦NTRも許される。
    NTRをレイプ物の一種、発展概念とする。
    つまり、想い人がいるヒロインを穢すシチュエーションを
    被略奪(主人公・ヒロイン)視点で再構成したものとする。
  <批判>単なるレイプ物までNTRに含めると独自性が弱い。

 (2)肉体の被略奪+快楽乱れ(=ヒロインが肉欲に溺れること)
  寝取られにおける被略奪にはヒロインの身体が堕ちる必要がある。
  ∴NTR=愛する女性が他の男に犯され、快楽に溺れてしまうこと。
  →犯される手段は強姦和姦を問わないが少なくとも快楽描写が求められる。
    半堕ち(身体は男に堕とされるが心は主人公に向いたまま)の展開を
    被略奪(主人公・ヒロイン)視点で再構成したものとする。
  <批判>“貞操=不感”の合理的説明が難しい。

 (3)肉体の被略奪+貞操放棄(=ヒロインが貞操を放棄すること)
  寝取られにおける被略奪にはヒロインの裏切り心理も求められる。
  ヒロインの心が略奪されてこそ寝取られと言えるという立場。
  ∴NTR=愛する女性が他の男に犯され、快楽に溺れ、靡いてしまうこと。
  →犯される手段は強姦和姦を問わないが最終的に和姦になる必要がある。
    NTRを堕ちモノの一種、発展概念とする。
    つまり、ヒロインが身も心も堕ちて男に靡いてしまうシチュエーションを
    被略奪(主人公・ヒロイン)視点で再構成したものとする。
  <批判>成立条件が厳しい。

これらは各論者の性的嗜好がそのまま反映されやすい。
ただ一概に攻虐嗜好だから(1)、被虐嗜好だから(2)(3)とは言えない。
被害者の心理描写すらも攻虐愉悦の付加要素にする者も居るし、
加害者の行為だけで十分に被虐を満たしてしまう者もいる。
各自の作品観や性的感受性に左右されるので、理屈ではない部分も大きい。


□ 結末論
NTRにおける結末はどのような形が望ましいかという議論。

 (1)元鞘END(ハッピーエンド)
  ヒロインが男と縁を切り主人公のもとに帰ってくる結末を求める。
  NTRを恋愛物語のスパイスと位置づける立場。
  主人公が男からヒロインを奪い返すという取り返し型ハッピーエンドや、
  ヒロインが過ちに気づき男と決別するという反省型ハッピーエンドがある。
  <批判> 和姦NTRの場合の元鞘は物語筋が不自然な展開になりやすい。

 (2)関係継続END(バッドエンド)
  ヒロインが男に奪われたままの状態が続く結末を求める。
  NTRの「取られ(奪われ)」の貫徹を目指す立場。
  男だけでなく主人公とも関係が続くという二股型バッドエンドや、
  主人公のもとを去り、男と一緒になるという破綻型バッドエンドがある。
  <批判> 読者のNTR鬱を晴らす機会がなく精神的ダメージが大きい。

※男やヒロインに何らかの仕返しをする結末を支持する者もいるが、
 NTR結末論において仕返しの必要性を理論上構成するのは難しい。
 この点はオプション的な範囲だと思われる。






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