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zoom RSS たけのこ星人 『シアワセ少女』 (コアマガジン,2009年01月)

<<   作成日時 : 2009/01/18 22:25   >>

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● たけのこ星人 『シアワセ少女』(コアマガジン,2009年01月)
 ○「手と手つないで #1〜#4」

コアマガジンの大型新人のたけのこ星人先生。
メガストア全盛期の2007年に「手と手つないで」を発表。
レベルの高い萌え絵柄と鬼畜な内容というギャップで一躍話題に。
まもなくメガストアの柱となっていく存在だと思われる。
両想い相手がいるヒロインが他の男に犯されるシチュを多用するため、
往々にしてNTR作家という評価がされやすい。
(※1:この点、記事の末尾に作者の意見も含めての補足説明あり)

帯には「彼女(アイツ)が彼氏(オレ)以外の♂とSEX!?」と書いてあり、
NTR色の強い単行本になっている。
画像



NTR収録作は以下のとおり。

@「雨降って」
・・・フリーセックスな幼馴染の彼女にセフレにされてる主人公。
 彼女は興味本位で男友達と輪姦するが相手を怒らせレイプに。
 強制膣内射精アクメを連続で喰らい痙攣しながら放置される。
 主人公が男子トイレに放置されてる彼女を発見する。

A「お幸せに」
・・・学校一の美少女とケンカ番長の幼馴染カップル。
 番長の弱みを掴んだ他の不良がそれをネタに彼女を脅す。
 彼女は彼を救うために肉便器なっているという話。
 (彼女に恋する寝取りサイドの手下Aの視点で話が進む。)

B「手と手つないで #1〜#4」
・・・幼馴染のヒロインが悪い先輩と付き合ってしまう。
 本当は主人公のことが好きなのに頭が悪いため気がつかない。
 エッチな身体を利用され先輩とその悪友たちの肉奴隷になっていく。
 ⇒メインで紹介。

類型は幼馴染NTR。
ヒロインが天然。頭がけっこう弱い。
NTR的にはヒロインの精神能力が弱すぎるのはマズイ。
主人公への愛情ベクトルにしても、
ヒロインの心理的裏切り要素にしても、
大前提としてある程度の判断能力が必要だからだ。
その意味では精神能力の低いヒロインは、
NTR成立そのものが危ぶまれかねない。

だがこの作品を注意深く読むと、
ヒロインの主人公に対する想いがない訳ではない。
頭の緩い自分が負担となって主人公に迷惑をかけているという負い目がある。
主人公とずっと一緒に居たいと思っているのは間違いないし、
ただ単に選ぶべき手段を勘違いしてしまったと受け取ることができる。
それもこれも頭が緩いからこその過ち。
このようなヒロインはNTR的にプラスにもなり得る。
ドジで頭が緩いからこそ守ってあげないといけない。
そう心に誓ったはずなのに守りきれなかった。
主人公の後悔は強い。

幼少期から現在までの幼馴染関係の描写次第もしっかりしており、
NTRの土台を完璧に整えてから鬼畜展開になっており高評価。

ラストは「たけのこエンド」と称される強引なハッピーエンドだが、
それまでの過程でこれでもかと鬼畜を展開しているので気にはならない。

「手と手つないで」を初めて読んだときは結構衝撃を受けた。
勢い余ってたけのこ先生とコンタクトを取ってしまった程に。
おそらく2007年度でNTR界で一番話題になった作品だと思われる。
未読の方は是非読んで欲しい。


 ○───【 ストーリー 】───○

ドジでおっちょこちょいで天然の幼馴染の詩子。
悠也はそんな彼女を幼少の頃から愛しており、
言葉にこそしないが、ずっと支えていこうと思っていた。

いつもどおりの毎朝の登校。
だがある日、彼女の口から信じられない言葉が出た。
「私ね 房田先輩に告白されてつきあうことにしたんだー
 ゆーくんには今までずっと迷惑かけてたけど
 これからはもう安心安心だよっ」
天然な彼女は自分が悠也の負担になっていると思ってのことだった。
悠也の気持ちが届かぬまま、彼女は先輩の房田と付き合うことに。

だが、房田には悪い噂があった。
表ではバスケ部のエースとして女子から人気があるが、
その裏では酷い目に遭った女の子が何人もいるという。

詩子は健気にも房田の要求を全て受け入れていた。
ビデオを回しながらの初体験も何の疑いもなく受け入れる。
バスケ部の部室内で撮影されながら処女を喪失する詩子。
房田は彼女にすぐ掻き出せば大丈夫と中出しまでする。

彼女を帰らせたあと、
彼は行為を覗かせていた悪友たちに声をかける。
「いつもどおりダビングは千円な」
「今度の子は上玉っすね」「胸揉みてー」
そういう悪友たちに彼は悪びれもなく言う。
「すぐ揉ませてやるよ あいつ馬鹿だし」


「処女膜破るって本当に痛いんだねー」
いつもどおりの登校時のおしゃべり。
詩子は昔からなんでも幼馴染の悠也に話してくれる。
天然(少し頭が弱い)な彼女を繋ぎとめておけなかった後悔が
悠也の心に深く突き刺さる。

そんな二人のすれ違いとは関係なしに房田の要求は更にエスカレート。
「好きな女が他の奴とヤってるのを見ると凄く興奮するんだ・・・」
と彼女に寝取らせ輪姦を要求する。
いくら天然の彼女とは言え、それは嫌だと拒否するが、
彼の説得に折れ、房田先輩の気持ちに応えようと受け入れる。
房田の悪友たちから陵辱を受ける詩子。
媚薬入りローションを使われ、二穴で犯される。
散々犯し尽くしたあと房田とその悪友たちは先に帰っていった。

放課後は雨が降っていた。

傘を忘れた悠也が下駄箱を出たところで立ち尽くしていると、
詩子が声をかけてきた。傘のない悠也を待っててくれたのだ。

いつもどおり隠し事せず何でも悠也に言ってしてしまう詩子。
「房田先輩のお友達と一杯エッチしちゃった」と明るく報告する。

悠也は驚愕し、そして様々な感情が去来する。
やがて出した結論は拒絶だった。
弱い彼女を守り続けると心に誓ったことも忘れて。

詩「ゆーく・・・ あ・・・ ごめんね 私バカだから・・・
  知らないうちにゆーくんのこと困ら」

悠「黙れ!!         うぜえ・・・    」


<結末は本編で>


 ○───【 NTRパターン 】───○
幼馴染NTR

 ○───【 NTR評価ポイント 】───○
1.親愛:★★★☆:恋愛感情まで発展していないが強い絆はある。
2.介入:★★★★:彼女の頭のユルさとピュアさつけ込む上級生。
3.体堕:★★★★:処女喪失から二穴輪姦まで肉欲に負け肉奴隷になる。
4.心堕:★★★☆:快楽に飲まれるものの、少しの満たされなさはある。
5.離完:★★★☆:守らなくてはいけない幼馴染に取り返しのつかない傷が。


 ○───【 関連リンク 】───○
アキバBlog
「たけのこ星人「シアワセ少女」 好きな女の子が、他の男とヤりまくり」
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50794442.html



※1:たけのこ先生のNTR論
この点は作者本人から直接その評価を否定する意見を受けていた。
今回巻末のあとがきにも「寝取られ」へのメッセージが書かれている。

> ストーリーは少女漫画の恋愛を一応意識してみました。(という発言を
> サイトでした所、“恋愛”を“純愛”と捉える方が多かったみたいで
> 驚きました。)といっても「二人の男性が出てきてヒロインがその間で
> 揺れ動く」という程度のものでそれをエッチ漫画に当てはめたら
> 『寝取られ』というものになったわけですが、そもそもエロ漫画界で
> それほど『寝取られ』と呼ばれる物がジャンルとして存在している事を
> 知らなかったのでそう呼ばれることが不思議でしょうがない自分なので
> あった!
> 個人的には『寝取られ』という物は漫画を描く時の目的ではなく手段の
> 一つだと考えているので、ジャンルとして成り立っているのは視界を狭
> めすぎてしまいそうで少々不安を覚えたりします。ドキドキ。

     227頁 たけのこ巻末侵略付録「シアワセ少女 あれこれ」より

『寝取られ』という単語が商業で採用され出したのは2006年末頃なので、
「手と手つないで」発表時(2007年01月)では確立していなかった。(参照)
当時のたけのこ先生が自覚していなかったというのは無理もない。
ただ、商業デビュー作である「DRAGONSLAYER」(『闘姫陵辱7』収録)でも
女戦士ヒロインが相棒の彼の目の前で肉欲の虜になる話を描いており、
本人に自覚なくとも無意識にNTRを描いてしまう天性の素質がある。
いわば「良質の凌辱=恋人以外の男に犯される」という嗜好がある。
ネトラレイヤーとしては大歓迎の作家さんである。

次に『寝取られ』のジャンル化への危惧だが、そうとも言える。
確かにジャンル化というものは同時に定型化をも意味してしまう。
だが反面、人気という後押しなしにシチュエーションは定型化しない。

「ジャンルとして成り立っているのは視界を狭めすぎ」はかなり強引である。
ある程度の人気が出たからこそあくまで結果的にジャンル化したのであり、
作品の独自性のためにそれらを否定するのは商業としては無理がある。
売れないと話にならないので編集サイドもジャンル人気には敏感であるし、
またジャンル化した人気シチュをどう料理するのかがプロの技量でもある。
例えば、ツンデレヒロインはジャンルとして成り立ったからダメになった
という意見はアマチュアならともかくプロはしては微妙なところである。

おそらく先生の本心は違うところにあると思われる。
定型化が行き過ぎ排他的批判が行われる危惧を抱いていると思われる。
つまり「NTRとは○○だ」という排他的な統一見解が出来てしまい、
その他の類似シチュが「○○ではない」と非難されるという危惧だろう。
当作品ならば「頭のユルいヒロインはNTRとしても失格」という評価だろう。
作者としては作品が否定される枠組みが存在して欲しくないのも分かる。

だが、その心配は杞憂である。
そもそもNTRの排他的な統一見解というものは不可能に近い。(参照
作者・読者の各々が「NTRとは○○だ」と自分の感性を信じている。
人妻NTR、恋人NTR、友達以上恋人未満・幼馴染NTR、肉親NTR、
強姦NTR、催眠NTR、和姦NTR、客観NTR描写⇔主観NTR描写、
細かいことを言い出したらキリがないほど概念は広い。
共通しているのはヒロインの貞操崩壊くらいではないだろうか。
「頭のユルいヒロインはNTRとしては失格」という意見もあれば、
「頭のユルいヒロインのNTRも評価できる」という意見もある。
個々人の感性によるので全体では批判と支持が共存している。
商業である以上、売上という反響があるのは支持も多い証拠なので、
当サイトを含め一部の評価に囚われず先生の道を突き進んでもらいたい。

いずれにせよ、ジャンルとしてであれ、手段の一つであれ、
読者としてはNTRが読めればそれに越したことはないので
たけのこ星人先生には今後ともドロドロの「恋愛」作品を期待している。
多くのネトラレイヤーも応援しているのでぜひ頑張って欲しい。













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